目指す人

2008年生れの息子、2014年生れの娘、19XX年生れの無口な夫とお気楽コンビニ店員の私の4人。それぞれが目指す過程を綴る。

保護者説明会

連行された息子の行方は分からず、

私は熱気溢れる会場の最後方に座り、頂いた資料に目を通す。

すると、会場後ろに事務所内の先生達がゾロゾロと入室してきた。

ぎっしり。

本気で落ち着かない。

ふざけたメモなんて取れない。

 

まぁ

そんなこんなで説明会スタート。

塾責任者のあいさつから始まり、

創駿会担当の英語・国語・理科・数学の先生の説明を聞く。

 

馬渕が自信を持って送り出す、最高峰の先生達。

やさしそうな先生なんて皆無。

全員目が厳しい。

あの目で見られると、私はきっと逸らしてしまう。

 

「スピードが速く、非常に難しい授業。塾の時間も遅い。宿題の量も膨大です。」

 

塾終了時刻は22時らしい。帰宅したら22時45分か・・・。

現在21時半就寝の息子に耐えられるのだろうか。

 

「あとね。こんな問題も解かれへんのか!と怒鳴られても、

創駿会のメンバーは、必ず這い上がって来ます。

くよくよしないです。

悔しいから、なにくそ!精神でやり抜くんです。」

 

やり抜く力だけは、あるかな。