目指す人

2008年生れの息子、2014年生れの娘、19XX年生れの無口な夫とお気楽コンビニ店員の私の4人。それぞれが目指す過程を綴る。

英検5級

そう言えば、その二日前。

息子は初めて英検を受けた。

英検5級。

メルカリでやっすい参考書購入して、英語好きな母が教える。

 

そんな母(私ね)。

お気楽コンビニ店員だけど、大学は英文科。

高校生の時からバンドを組んでいて(ボーカル&ギター)、

英語の歌をかっこよく歌えるようになりたくて目指した。

とは言え、動機が不純過ぎ&アホ過ぎて不合格だったんだけども。

 

限界を見た私の浪人生活については、後日記載するとして。

 

さて、

何十年かぶりに英語に触れられる喜びと、

息子も英検勉強にノリノリ♪やったから、楽しくお勉強。

ついでに娘も仲間入り。

半自作の英語かるたは本気で勝負。

100枚の札が各手元に渡るまで、勝負は延々続く・・・。

 

そんなこんなで

回答速報を元に丸付けをし、

本日合格をゲット!

 

気分は最高!!

なところに、例のチャレンジ質問を持ち出す。

流れはカ・ン・ペ・キ。

息子へ質問です①

早速、小学校から帰宅してきた息子を捕まえて話す。

母「今日、塾長から連絡があって、創駿会のテスト受けてみないか?って言われてん。」

息子「へぇー。SSSTより上のクラスの事か」

母「高偏差値の人だけが受けられる、しかも、それぞれの塾でトップの子だけが受けられるテストなんやって。」

息子「へぇー。トップだけ・・・」

ちょっと魂を揺さぶられている様子。

母「受けられるってだけでも名誉な事やで。しかも通塾もしていないのに、声かけてもろて。」

息子「ほんまや。」

母「でも。受ける資格があるってだけやから、合否判定ありよ」

息子「・・・」

母「お母さんさ、どんな世界か見てみたいねん。どれほどの猛者が集まる世界かってのをこの目で見てみたいの。受けるだけはタダやしさ」

息子「確かに」

母「急がないから考えといて~」

質問です。

 

何度も言いますが、

通わす経済的余裕は無い。

 

 でも、 実生活でもネットでも情報量の少ない(噂の)創駿会に少し興味があったので、いくつか塾長に聞いてみる。

①週何回?

→5教科受講で週三回

②時間は?

→19:00~22:00

③創駿会の塾生の総数は?

→名言を避ける

④遠方より通っているか?

→1時間半かけて来る子がいる

⑤塾代は?

→名言を避ける

 

まず②。

21:30就寝の息子にとって不良の領域。

続いて⑤。

名言を避けたため掘り下げたい。

 

息子よ。

チャレンジしたまえ。

受けるだけはタダだぜ。

母は君のチャレンジ精神に期待し、

未知なる領域を覗ける事に胸が高鳴っています。

 

息子よ。

2/1と2/29に入塾テスト&保護者説明会があるぞ。

どんな人間が集まる世界なのか、母はそこが(も)気になる。

 

こんな不順な動機を、素直に息子に伝えてみよう。

チャレンジ!・・・する??

そうそう。

どこの塾でも開講するであろう"無料”冬期講習。

長年の友達がその塾に通っていた事もあり、誘われるまま5日間、

その冬期講習に通っていた息子。

 

中身の濃い5日間を過ごし、塾に通いたいなぁと漏らす。

 

勉強が楽しいのね。

私が教えている内容とは雲泥の差があるのね。

でも、今から塾のために月数万円も払えない。

払えても、別のところにシワ寄せが来る。

 

今かかってきている電話も、

冬期講習の感想を聞くための電話かなぁと思い、

でも、塾には早くても中学2年の2学期から通わせますって伝えたけどなぁ・・・

なんて思っていると。

 

塾長「もしもし、お気楽コンビニ店員さん宅ですか?」

私「はい」

塾長「いつも公開テスト受けて頂いてありがとうございます。」

私「(無料だからです。)」

塾長「冬期講習も先月受講して頂きまして」

私「(無料だったからです。)」

塾長「息子君、成績優秀なんでね。

うちの塾の創駿会に入るためのテスト、受けてみませんか?」

 

ん?創駿会?

 

5つ6つあるクラスの中の最高クラス?

灘高校専門のクラス?

 

塾長「公開テストの偏差値がですね。

2回連続70超えた子だけが受けられるんです。」

 

おぉ確かに。

息子、偏差値70超えてます。

算数大好きっ子。

国語はたまに70。

何かに合格したわけでもないのに、少し声が上ずる。

 

塾長「うちの教室から、過去8年の間に創駿会に合格した子、居ないんですよ。」

 

落ち着いたわ。

各地にある教室から、トップ1,2のみが「受けられる」というだけのテストだったようだ。

しかも息子は入塾しておらず、です。

突然の電話

大変な貧乏でもなく

贅沢ができるわけでもない平凡な我が家。

 

食費は月に3万円(あくまで目標。必ず超える)。

子供の参考書や問題集はメルカリで購入。

それを元に私が教える・・・

と言う方法で、子供達は小学校生活を過ごす。

 

小学6年にもなると、何人かのお友達は塾に通い始める。

息子はそろばん教室に週2回。

5年になります(^-^)

 

息子なりのそろばんのペースに、年に4回程実施される有名進学塾(約4塾)の

無料公開テストを組み込む。

 

このテストが良い!

 

苦手なところがわかるから、同じ問題を2度3度させて、

参考書で苦手部分を克服。

 

そう言えば、今まで受けたテストだけで何部あるかなぁ。

4塾×年4回×2教科×4年間=128部くらい??

 高学年になると4教科あるから、もっとあるな。

 

こんな事を、毎日繰り返していた矢先、

進学塾の塾長から1本の電話がかかってきた。

「目指す人」

地元の公立小学校卒業を間近に控えた息子。

息子の夢を知った、J小学1年生の娘の思い。

息子と娘に結構な教育資金がかかる事を痛感し、

避けていた昇格に挑もうと、腹をくくった夫の第一歩。

そして、それを記すお気楽コンビニ店員のhakuちゃん。

 

ネットでは調べきれなかった情報を、

ブログを通じてお届けします(^^♪